脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

家族が倒れないように(カウンセリングに申し込む)

<妻の記録>

1/27の転院で、大きな疲れを感じた。

医師の説明は、夫を落ち込ませるものであった。

医師は、一番悪い可能性を言うものだ。

夫を励ますことで、疲れてしまい、

自分自身も傷ついた。

 

介護保険の説明も、ありがたいが、

でも、「とにかく、待って欲しい」「今は頭に入らない」

とやめてほしくなった。

夫も、介護保険の説明の頃から、顔がこわばっていた。

 

今、夫が倒れてから、一人5役やっている。

そろそろ疲れてきたため、仕事を減らすことにした。

 

 

夫が倒れたことで、大きなショックを受けている

ことに気づいた。

明るく自分を維持することに、疲れた。

みんなに「大丈夫」と言うことに疲れた。

 

夫は「奥さんのせいじゃなくて、自分の会社に行ったときの

昼食が悪かった、カップラーメンも、唐揚げも食べてた。

野菜中心の食事だったし、運動も薦めてくれた。

すごく気を付けてくれた。」と言ってくれた。

 

でも、ずっと罪悪感や後悔がある。

負い目がある。

それも、私を追い込んでいく。

 

 

まだ、夫に障がいが残るかもしれないことを、

介護認定を受けることを、受け入れられない。

 

それなのに、介護保険の申請は終わったか?

夫が帰ってきたらどうするのか?

収入源は、あなたの収入で十分か?

 

たくさん質問をされたが、私は混乱している。

 

ショックを受けた。

なぜ、もう少し、私に時間をくれないのか。

 

結局、全ての事務手続きや、

家の仕事は全部私がやる。

 

今、私はある勉強を続けているが、

そもそも退学しないといけないだろう。

そんな時間はない。

 

障がいのある夫のフォローに加え、

私が働かないといけないから。

 

看病する側がとても疲れる、とはよく言うが

分かる。

 

そもそも、夫の病気がショックだ。

大きな変化に、自分がついていけない。

受け入れられないことが、次々に進んでいく。

何も、やる気にならない。

怖い夢を見る。

 

 

病院のサービスで、

「看病している家族向け」のカウンセリングがあるので、

申し込んだ。

 

こういうサービスは、とってもありがたいなと思う。