脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

今日も良い1日だった。自主トレが許されるようになった。

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いつも夜、奥さんからメッセージが来る。


「今日はどんな日でしたか?」

今日の返事はすぐに、
「とても良い一日でした」と返すことができた。


メッセージを打って少ししてから、
ビックリした。


こんな入院してリハビリしているような状況でも
「とても良い一日」って。

でも良い一日だった。


理由は病棟の看護師さんが、私の行動をよく見ており、
一部の行動を見守りから【自立】に
してくれたこと。


理学療法士さんを交えて、しばし話をして、
週末は管理体制も休日体制になることから、

日曜日(2/7)から一部の制限解除。

これで自由にトイレも行ける。


次に、担当医と理学療法士がやって来て、
自主トレの許可とメニューをくれたこと。


手すりにつかまってのスクワット10回1セットで
20回以下。


つまり、自由に車椅子から立ち上がることをOK
してくれた。


この病院の中には、病人がいて、全員ハンディキャップが
ある。


リハビリの家庭で一番怖いのは、転ぶこと。
つまり不慮の事故。


もとの状態より悪くなることもゼロとは言えない。
また、転ばせたときは、病院側の責任となりかねない。


だから、慎重だし、厳しく判定される。


しかし、今日は1日で2つも新しい許可を得た。


他の方に行動を認められ、信頼され、
行動制限を緩めてもらう。


人としての努力が認められたようで、素直に嬉しい。


あとは、ケガをせず、自主トレとリハビリを繰り返せば良い。

今日で分かる通り、
結果は必ずついてくる。

「努力を裏切らない」のだ。


うん、とても良い一日だ。