脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

プールでのリハビリ

プールでリハビリを開始したのは、2021年5月8日の退院から二ヶ月後の七月から。

最初は回りの人が動く水流に飲まれ、水中ウォークでも転びそうになりました。

併設のジャグジーでは、ジェット水流に体を持ち上げられ、裏返されるなど、散々でした。

 

プールは倒れる前から通っていたので、まさかこんなにも酷いとは重いもよりませんでした。

ですが、奥さんが一緒に粘り強く通ってくれました。このお陰もあり、一人で体をコントロール出来るようになり、着替えも立ったまま出来るようなるなど、めざましい進歩を遂げました。

 

毎週通う通所リハビリの療法士さんたちが、麻痺の人は全員プールに通うと良いと言い出す始末。

 

確かに冗談ではなく、水中では体も軽くなり、転倒によるけがのリスクも少ないので、おすすめです。

 

肩回り特に肩甲骨や体幹をも動かすことが出来ます。片麻痺の人にとって最も大切な腸腰筋を動かす運動も楽に出来ます。

 

私は一年を経過した頃から、アクアサーキット、アクアビクスを取り入れました。結構きつめの有酸素運動ですが、不思議とその後の体調が改善されます。

youtube かなにかで、はげしめの運動が麻痺の改善に良いと聞いたこともあります。

 

但しプールサイドまでは、どんな施設でも段差や階段があるので、アクセスを慎重に調査してからチャレンジしてくださいね!