脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

客観的指標を知ろう

片麻痺になり、そろそろ丸三年です。

様々な機会を頂き、同じ病気と戦う方と知り合いました。

Xは、もともと「皆で良くなろう」と始めたものです。

通所や自立訓練などの施設、診療や自費リハビリなどのリアルでの交流も含め、自分で言うのもなんですが、かなり回復の度合いは高い方に感じます。

この為か、最近アドバイスを求められるケースが多くなってきました。

ですが、私は医師でも療法士でもないので、患者さんの情報がありません。

どうやったら良くなるかは、医療リハビリに任せるしかなく、僕はどうやって良くなったか、を伝えることが、主になります。

 

そんな状況でも感じるのですが、私たち片麻痺者自身が自分の状況を客観的に伝える方法が少なく、そして、知らないと言うことです。

例えば、障害者一種二種の等級、介護保険の等級位は知っていても、ブルンストロームテストカテゴリーやMMTテストは、殆ど知らない。

医療機関が患者に伝えないと言うのありますが、やはり、この数値を知らないと具体的なアドバイスは難しいです。

出来そうもない動作を伝えて、怪我をされては、もともこもありません。

では、僕はどうか?

MMTで、下肢の足首を説明すると足首の背屈は3、つま先立ちは2、外反動作は、1となります。

 

ブルンストロームステージでは、手指、上肢、下肢ともステージⅤ。但し下肢の動きのあしくびの背屈は、全く出来ません。

 

最低でも、ブルンストロームテストとMMTテストでの現状を知っていてほしいです。

 

歩様の相談なら、トーマステストの結果は知りたい。股関節伸展に問題があるのかどうか?

 

まあ、いずれにせよ、自分の状態を客観的に把握できていないのは、損でです。

 

とても簡単なテストばかりです。セラピストと一緒に判定してもらうと良いです。

慣れれば、ブルンストロームMMTは、自分一人でも出来ます。