今日、予定通りのお隣さんが退院した。
めでたい!
「これで悩まされたイビキから解放される」
そう確信した私は、
山下中将(中1の山下くん)から、その作戦の無謀さについて、
指摘をされたにも拘わらず、
実行に移した。
題して「きよしこの夜」作戦である。
今も隣のベッドは空である。
静謐な夜が訪れるはずであった。
私は待ちきれず、夕食後19時半に寝てしまう
作戦行動をとった。
本来まとめて寝れるのは、人間だけで、
動物は寝れる時に少しずつ寝るもの、だ。
だから、今日は静かだし、グッスリ眠れるはず。
そう思い、私は山下くんの忠告を無視し、
19時半に寝た。
周りは静か、一見成功と思われた。
が、しかし、日中大した運動もしていない私は、
2時間後の今、(21時半)起きている。
まだ消灯まで30分もある。
今一度、寝ることにと挑戦してみようと思うが、
それはかなり難しいかもしれない。
長い、長居、夜のはじまりだ。
仕方ない。
またそのうち眠くなるだろう。
この結果を山下くんに、何と説明すべきか。
彼はギリギリまで粘り、
消灯後寝たほうが良く寝れます、とアドバイスしてくれた。