脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

中1で脳出血で入院した山下くんが、僕に話してくれたこと~山下君と僕~

中1・13歳で山下くんは、

他の病が原因で脳出血で、学校で倒れた。

 

その時の辛い、経験を聞く。

 

「僕が倒れたのを見て、

 笑った人がいたんですよね」と。

 

かなり辛くて、嫌な経験だろう。

私が脳出血で倒れた経験を振り返ってみて、

「出血と同時に足(彼も右脳損傷なので左足と左手)に

力が入らなくなり、人形のように倒れたのだろう。

 

そして、必死になって起き上がろうとしたから、

床でバタバタ暴れて、まるで釣られた魚のように見えた、

のかもしれない。

 

私は山下くんに、

「友達は、君がおかしくて笑ったんじゃないよ。

 みんなまだ子供だから、

 今、目の前で起きている事を理解できず、笑っただけだよ、

 きっと」

 

おそらく、笑われたことを

他人にはあまり話していなかったのだろう。

 

すごくホッとした雰囲気が感じられた。

早く、八戸に、家に帰れるといいね。