中1で脳出血で入院した山下くんが、僕に話してくれたこと~山下君と僕~
中1・13歳で山下くんは、
他の病が原因で脳出血で、学校で倒れた。
その時の辛い、経験を聞く。
「僕が倒れたのを見て、
笑った人がいたんですよね」と。
かなり辛くて、嫌な経験だろう。
私が脳出血で倒れた経験を振り返ってみて、
「出血と同時に足(彼も右脳損傷なので左足と左手)に
力が入らなくなり、人形のように倒れたのだろう。
そして、必死になって起き上がろうとしたから、
床でバタバタ暴れて、まるで釣られた魚のように見えた、
のかもしれない。
私は山下くんに、
「友達は、君がおかしくて笑ったんじゃないよ。
みんなまだ子供だから、
今、目の前で起きている事を理解できず、笑っただけだよ、
きっと」
おそらく、笑われたことを
他人にはあまり話していなかったのだろう。
すごくホッとした雰囲気が感じられた。
早く、八戸に、家に帰れるといいね。