脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

リハビリはキツイ、「回復期」気持ちの切り替えがすごく大切、の巻。

「体に麻痺がある」ということは、
自分の体の骨や筋肉、腱などに異常がないのに

【脳からは指令が届かず、動かない】ということ。
不思議だ。


見た目も、どこも壊れていないのに。。。

それだけに
「最近まで動いていたのに!」と切り替えが遅れ、
グズグズしてしまう人も多い。

でも、人間の脳の不思議な力により、
個人差はあるものの、回復をしていきます。


その回復が目ざましく進むのが、
急性期後に訪れる「回復期」(6カ月)だ。


医師にも言われたが、この回復期が重要で、
この期間をどれだけ有効に、かつ集中して
取り組むか、が大切です。


また、動かす筋肉がどの筋肉なのかも強く意識するのも重要。


加えて、若い方であればあるほど、
正常な動作、運動に見せたければ、「鏡」を使う訓練も有効。
※「ミラー療法」という手法がある。


自分を鏡に映すことによって、
辺に力が入っていないかを確認できます。


ある程度慣れてくると単調で、
かつできないことに取り組み、
できるように努力するわけで、

本当にキツイです。
でも、療法士の方々とよく話し合い、
信頼関係を早く築き、
前向きにリハビリに取り組める「心」の環境を
作ることが必要です。


自分自身では、良くなることを信じきれない場合が多い。

発症した時は、特に体が思うように動かないので、
落ち込む。

こんな時は、家族や友人が信じて励ますことが重要です。

 

僕は今日から「車いすなし」で病院内を歩くことに
なりました!!