脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

脳出血リハビリ オモニューとの出合い

広南病院に入院してすぐに始まったリハビリ。動かない左手にリハビリ時に装着したのが、オモニユーレクサと言うドイツ製の装具。勿論、そんな製品名など知らず、PTさんにつけてと言われて、共用品を着けていました。
三角巾だと、腕が体に巻き付くように固定されてしまう。関節の自由度がなくなります。それに対しオモニューレクサは、、、以下web(出典アドレスは、最後に付記)
引用です。

オモニューレクサ プラスは、亜脱臼になりやすい脳卒中後の肩関節を懸垂するための装具です。

肘関節を伸展位で懸垂し、かつ上肢の重みを体幹で支えるので、肘関節の拘縮や廃用を防ぐだけでなく、歩容の改善や立ち上がり動作の安定が見られるようになります。
以上引用 

これを使いリハビリをしていました。主に歩くときに亜脱臼を防ぐ訳です。ところが、回復期のリハビリテーション病院に転院すると三角巾でした。左手を体幹に固定するので、バランスが異なり歩きづらい。しかし、広南と違い貸出のオモニューはありませんでした。製品名も知らず、仕方なく三角巾でリハビリをしていました。

すると転院して、一週間もたたない頃、幸運なことに、出入りの佐々木義肢さんが、オモニューを病院に勧めに来たのです。すぐに試供品を使って見ると、大幅に歩容が改善されました。担当のPTさんも驚き、先生の許可を得て購入しました。私の入院した回復期の病院では、初の導入患者でした。

このオモニューレクサとの出会いこそが、後に奇跡的と言われる上肢の回復に繋がったと思っています。

本当に、肩の亜脱臼を防ぎながらも、ある程度自由に腕とかだが動くので、拘縮と廃用を防いでくれたのです。退院後もしばらく使っていましたが、本当に素晴らしい製品でした。

振り返ってみると、タイミング良く佐々木義肢さんが製品PRに来たから、名前も知らなかったオモニューに再会でき、利用できたわけです。幸運でした!広南病院の先見性にも、大感謝です!

https://www.ottobock.co.jp/orthotic/upper/shoulder/omo_neurexa_plus/