脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

今思えば、倒れる4日前の、顔の疲れ方は異常だった

<妻の日記>

夫が倒れてから2日。
まだ頭の整理がつかない。
「ああすればよかった」
「この時、気づけばよかった」 
いろんな後悔が頭をグルグル回っている。

放心状態で、ほうぼうに電話をし、メールをしている。

みな、本当に驚いている。
あんなに健康で、自転車や水泳をしていたから、だ。

もともと高血圧で、かなり注意が必要だった。
だから、飲酒量を減らし、
野菜中心の食生活、
通勤は自転車(往復30km)
水泳や水中ウォークは週4日。

 

血管に悪いから、「トランス脂肪酸」が含まれる
食品も避けていた。
大好物の唐揚げも減らしていた。


でも、私が今後悔しているのは、
塩分量が多かったんじゃないか。

お酒に合うおつまみは、やっぱり塩辛いものが多い。


あとは、この12月は本当に寒かった。
毎年、そんなに雪が降る地域ではないが、
よく降っていた。


そんな中、彼は12月中は仕事が本当に忙しかった。

思い出してみると、、
倒れる4日前、12/29の夜、
帰宅した時彼の憔悴した顔は、異常だったかもしれない。

いつもなら、疲れていてもプールで水中ウォークぐらいするのに、
「行かない」と言い、
話ができないぐらい、疲労していた。


顔が10歳ぐらい老けてみえた。
「疲れ」が溜まっていたんだろうとお思う。

ユックリ寝て、ずっと家にいたはずだが、
そういえば、「頭が痛い」と言っていた。


初詣に行ったときも、途中で具合が悪くなり、
カフェに立ち寄り、1時間ほど休んだ。

 

風邪かな?と葛根湯を飲んでいるのを2回見ていた。


家族、医者と話して感じるのは、
「若い頃の喫煙歴」が今もずっと影響があること。

いくら運動しようが、野菜を食べようが、
「毒」は帳消しにならないのだろう。

そんなに血管にダメージを与えていたんだ。

 

若いから、と私も夫も、油断していたと思う。

後悔がグルグル頭から離れない。