脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

コミュニケーションの難しさ

今、私は自分の足で歩くことができます。平らな所を真っ直ぐ歩くだけならば、少し足が悪いのかな?と思われるぐらいになってきたようにも思います。
ですが、階段となると必死に足を持ち上げたり、場合によっては、リハビリ用語で言うぶん回しの様な動きを使わないと登れません。
下りは、深刻な事故に繋がりやすいので、慎重の上にも慎重に足を運ばねばなりません。

その様な状態の私が、階段を登った時に、「上手ね」と言われた事があります。
同様に、私の現状を見て、「随分努力しましたね」と言う方もいます。

前者も後者も同じ、英語で言うadmireの気持ちがあると思います。
ですが、上手だと言う感想は、上から目線に感じるし、途中障害者は、ちょっと傷つきかねない言葉です。

つい最近まで出来ていたことが出来なくなり、必死にやろうとしている人への言葉としては適切でない様に感じました。

対して、努力しましたねは、客観的評価を伝えるだけでなく、称賛と敬意が十分に感じられます。

こんな些細な違いも感じられる様になったのもこの病気になったお陰かもしれません。

それにしても、コミュニケーションは、本当に難しいですね。私も、十分に気をつけていかねばなりません!!



写真は、元祖ゆりあげ水餃子 豊華さんの水餃子!
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