脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

中1で入院した少年と友達になり、彼に励まされる~山下くんと僕~

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山下君(仮名)は、中1で入院している。

 

青森の八戸から来ている。

リハビリで隣になり、声をかけた。

 

トヨダ君と同じく、お話仲間だ。

リハビリの上では、彼が僕より先輩だ。

 

山下君はバレーボール部に入っている活動的な少年だが、

別の病気が原因で学校で脳出血したらしい。

 

私と同じく、左手、左足が不自由だが、

リハビリも進み、彼は歩くことができる。

 

(歩行器利用だ)

山下君はなかなかの人物で、

「ここの病院の看護師さんは、みな親切だ」と言う。

 

僕には厳しい人もいるよ、というと、

「僕が言うのもアレですが、

最近の若い人は他人に厳しい人もいます」などと言う。

 

また、

「涙を流すとその分だけ回復が遅れるから、

泣いてはいけない」とか

 

「昨日の自分と、今日の自分を比べて、

決して(発症前の)普通に出来ていたころの

自分と比べてはいけない」と、

 

アドバイスをくれる。

「昨日より改善していることがあるから、

やる気がもっと出るんだ」 のようなことを。

 

山下くんは明日カテーテル検査があり、

その結果が良ければ八戸に帰り、

家の近くの病院に移れるらしい。

 

山下君に、

「帰れるのは良いけど、さみしくなるね」と言うと、

 

「僕も、です」

 

などとツボを押さえたことを言う。

まだ13歳。

早く良くなってね。

 

油ギトギトの家系ラーメン(八戸で人気の店らしい)

はやめてもらいたいが、

自由で、楽しい学校生活を送って欲しい。

互いに頑張ろう。

 

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今朝も雪。

お見舞いに来る奥さんが、転ばないか心配!!寒いし。

今日からリハビリ再開です。

思いっきり動いてやるぞ。