中1で入院した少年と友達になり、彼に励まされる~山下くんと僕~
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山下君(仮名)は、中1で入院している。
青森の八戸から来ている。
リハビリで隣になり、声をかけた。
トヨダ君と同じく、お話仲間だ。
リハビリの上では、彼が僕より先輩だ。
山下君はバレーボール部に入っている活動的な少年だが、
別の病気が原因で学校で脳出血したらしい。
私と同じく、左手、左足が不自由だが、
リハビリも進み、彼は歩くことができる。
(歩行器利用だ)
山下君はなかなかの人物で、
「ここの病院の看護師さんは、みな親切だ」と言う。
僕には厳しい人もいるよ、というと、
「僕が言うのもアレですが、
最近の若い人は他人に厳しい人もいます」などと言う。
また、
「涙を流すとその分だけ回復が遅れるから、
泣いてはいけない」とか
「昨日の自分と、今日の自分を比べて、
決して(発症前の)普通に出来ていたころの
自分と比べてはいけない」と、
アドバイスをくれる。
「昨日より改善していることがあるから、
やる気がもっと出るんだ」 のようなことを。
山下くんは明日カテーテル検査があり、
その結果が良ければ八戸に帰り、
家の近くの病院に移れるらしい。
山下君に、
「帰れるのは良いけど、さみしくなるね」と言うと、
「僕も、です」
などとツボを押さえたことを言う。
まだ13歳。
早く良くなってね。
油ギトギトの家系ラーメン(八戸で人気の店らしい)
はやめてもらいたいが、
自由で、楽しい学校生活を送って欲しい。
互いに頑張ろう。
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今朝も雪。
お見舞いに来る奥さんが、転ばないか心配!!寒いし。
今日からリハビリ再開です。
思いっきり動いてやるぞ。