脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

頑張れ外崎浩子副議長!!

今、岩手を旅している。遠野は、民話の里として魅力的な土地であり、花巻には、宮沢賢治の息使いが今も感じられる。素晴らしい所だ。ただ、圧倒的地方であり、高齢化と人口減を抱える街の暗部も正直目につく。残念だが、これは当地岩手のみに言えることではなく、日本の地方にすべからず、言えることだ。

地方をどうやって盛り上げ、活性化し、持続可能にしていくのかが、大きな課題である事は、皆が認めるものであろう。そして、その答えが全くに近く見つからず、それでも、自分達の住む街をなんとかしたいと頑張っている人達がいる。外崎浩子宮城県会副議長もその悩める者の一人だ。

私と外崎先輩は、宮城ソフィア会の副会長、幹事として、数年に渡り活動を共にさせていただいた。物事を複数の側面から捉え、バランスを崩さず、慎重に進めることが上手で、現在の県会副議長と言う役職も先輩に適職と思われる。女性初との事だが、女性だからてはなく、外崎浩子さんだから、委嘱されたと確信している。

さて、外崎さんは、FBのユーザーで複数のグループを主幹されており、その一つが、NHK朝のテレビ小説おかえりモネ勝手に応援団でありました。地元を盛り上げるため、ミーハーなものでなく、より番組を通じて、宮城を皆に知ってもらいたいという気持ちが伝わるグループであり、ロケ地紹介やら、ゆかりの品や、各シーンにまつわるお話も飛び出し、なるほど、こんな楽しみがあったのか、と最近めっきり見なくなったテレビの新しい楽しみ方だなと感心していました。ひょっとして、新しいメディアミックス?と思わせるものでもありました。

ですが、SNSとネットは、まだまだ、発展途上、コンプライアンスを考慮すると、ユーザーの自己責任が厳しく問われる場でもあります。特に最近では著作権の問題も深く関わってきます。ですから、そこに集う人たちが、法やルール以前に、このグループの主旨をよく理解して置かねばなりません。

今回不幸にして、盛り上がりが過ぎたのか、一部の方からのクレームによりこのグループが閉鎖されることになりました。残念です。主宰しここまで、管理運営をしてきた外崎さんの心中を察すると、いても立ってもいられず勝手にエールを送るものです。

私達の住む街で繰り広げられるドラマ。二十歳になったモネが飲んだであろう父から送られた日本酒は、気仙沼のどの蔵のものか?さやかさんが取ったうなぎの出前は、とよまのどの鰻屋か?きっとあの銘柄、あの店だろう!今度取り寄せて飲んでみるか、訪れて食べてみたい!そうやって、地元を盛り上げて、地方の魅力を増幅し、何かのきっかけと勇気を地方に与えたかったのだと確信します。
外崎先輩、また、一緒に頑張りましょう。体は半分駄目になっちゃったけど、僕も頑張り続けます!