脳出血から生還~日々続くリハビリを記録

55歳の働きざかりで、脳出血で緊急入院。もう一度「ロードバイクに乗りたい」「ツールド東北に出たい」男の闘病記。

山下くんは、地元の病院に転院できることになった。夫の友人と「病院」で出会う。

中1で地元を離れ、夫と同じ病院に入院していた、
「山下くん」。
彼は、地元のリハビリ病院に転院できることになった。
小5で発症した時から、御世話になっている馴染みの
先生がいるそうです。
良かったね!
次の病院は養護学校が併設されている療育センター。
リハビリに加えて、
中学校の授業にも参加できそう、とのこと。
山下くんは、この若さで脳出血で倒れたのは、
先天的な病気があったこと。
それにしても、山下くんは、13歳なのに、
哲学者のように深いことを言う。
大人が驚いて、感心してしまう。
ちょっとご紹介。
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入院🔰の夫に、山下くんが教えてくれたこと。
 
「泣いてはダメです。
 泣くと、治りが遅くなるんです」
以下、山下くんの入院中のつぶやき。
 
「当たり前は、贅沢だ。
食べられることは、幸せ。
それが美味しいのであれば、贅沢だ」
 
「僕は大変?
そんなことなんてない!
いっぱい贅沢してるし、楽しく生きてる!
入院できるってことは、救われているってことだから!☺️
 
「遅くても、下手くそでも、出来なくても良い。
ゆっくりでも、気持ちさえあれば良い。
一番大切なのは、「真心」です。」
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素晴らしい。
こんな山下君を育てた、親御さんも素晴らしい。
うちの夫が脳出血で倒れてから1か月半。
なんと、うちの夫の友人も、脳の病気で倒れてしまい、
「夫と山下くん」が入院した病院に緊急搬送される。
夫の日記を見ていた友は、
山下くんのことが分かったようだ!
世間は狭い。
「あれ、山下キャプテンですか?」と声をかけた、という。
また、仙台に親戚のオジサンが増えたね、山下くん。